
今回の記事ではそんな疑問を解消していきます^^
金融株トリプル/正式名称・Direxionデイリー米国株ブル3倍ETF)は、トライオートETFに採用されている26銘柄の中で最も値動きの激しい銘柄です。
トライオートHPより

目次
金融株トリプル(FAS)を始めたきっかけ
金融株トリプルを始めたきっかけは2つあります。
1つめの理由はゴールデンクロスが発生したから、という理由です。
私は自動売買以外に株も取引していますが、株取引において週足チャートの13週移動平均線が52週移動平均線を突破したとき、高い確率で上昇トレンドが続くと考えています。
実際に2016年からの過去5年週足チャートを見てみると、ゴールデンクロスが発生したときは、見事に上昇トレンドが続いています。
ゴールデンクロスにも色々ありますが、週足チャートにおけるゴールデンクロスはテクニカル的な要因で起こるよりファンダメンタルズ(経済背景、経済の基礎的諸条件などと訳される)が背景にあることが多いです。
今回の背景としては、米国債10年利回りの上昇です。

2021年は金融株にとって注目の年になるかもしれません^^
2つめの理由はナスダック100トリプル(TQQQ)の分割です。
分割されることによってTQQQに使う資金が少なくて済むので、その分を金融株トリプル(FAS)に回そうと思った訳です。
ナスダック100トリプル(TQQQ)の分割についてはこちらの記事にまとめています。
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【トライオートETF】ナスダック100トリプル利確幅頂上決戦!
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金融株トリプル(FAS)の値動き
FASのチャートを見てみると、コロナショックの急落後は全戻し(下落前の水準)を達成しています。

125ドルを超えてきたところで調整が入り最近は下落しています。
しばらく乱高下する可能性も十分に考えられますが(そもそも3倍動くETF)そのほうがリピート売買にとっては大きなチャンスとも言えます。

金融株トリプル(FAS)のビルダー設定
2023年1月現在のビルダー設定について紹介します。

<ビルダー設定>
・レンジ幅:30.5~130ドル
・仕掛け幅:0.5ドル
・利確幅:4ドル、5.5ドル、7ドル、8.5ドル、10ドルの5パターン
・ロスカットライン:30.5ドル
・入金額:900万円※
※ナスダック100トリプル(TQQQ)も運用しています。
実際に稼働させているのは「保有している1番高いポジション(建玉)×0.8まで」としています。
例
125ドルのポジションを持っているとすると、125ドル×0.8=100ドル
つまり100ドルより下の自動売買は稼働させません。

それでは実績と利回りを見ていきましょう^^
金融株トリプル(FAS)の週平均実績と平均利回り
3、4回ビルダー設定を変更しているので、現在運用している設定の成績と異なる週もあります。
今のところ利回り約42.2%となっていますがあくまで参考値としてご覧下さい。


金融株トリプル(FAS)の含み損益とトータルリターン
現在の含み損益は79,581円、トータルリターンは375,730円となっています。
運用開始してまだ18週間なので続き検証していく予定です。

金融株トリプル(FAS)の暴落対策

思わず目をつぶりたくなるような下落です。
今は回復していますが、下落しているときはたまったもんじゃありません。。。
今後もこのような下落がないわけではありませんのでしっかり対策をしておきましょう。
暴落対策その①(オススメしない)
対策といいながらオススメしない対策から紹介します。
それは「行き詰まったら資金追加する」というものです。

運悪く暴落に巻き込まれて10万円を追加した結果、運良くロスカットは回避できたとしましょう。
その後は非常に好調で資金がどんどん膨らみ、始めた時の10倍で運用していたとします。
そのタイミングで前回と同じような暴落が起こった場合、まず間違いなく10万円の入金では対応できません。
パンクしては終わりなので、追加資金しなくても大丈夫なリスク管理が1番です。
暴落対策その②(オススメ度★★★★★)
対策②は先ほど述べたように、全て稼働させないことです。
私は「保有している1番高いポジション(建玉)×0.8まで」というルールで運用しています。
この×0.8の部分は自分でカスタマイズしてもOKです。
×0.8と聞くと結構少ない印象があるかもしれませんが、20%下落するとかなりにこたえます^^;
経験上×0.8で十分かと思います。

多くの場合落ちるときは一瞬で落ちます。レバ3倍なのでなおさら落ちます。
「上げ100日、下げ3日」
株の格言にもあるようにハイレバETFではなおさら注意しておく必要があります。
ロスカットになると終わりです。
長く続けるためにも×0.8ルールはオススメします。
暴落対策その③(オススメ度★★)
暴落対策その③は攻めかつ守りの対策です。
×0.8より下の部分を全部停止させるのではなく一部は稼働させて、余った資金を利用します。
私のオススメは、成績の悪いビルダーは×0.8で停止、成績のよいビルダーは×0.8より下も稼働

金融株トリプル(FAS)のまとめ
以上、金融株トリプルの実績と利回り報告でした。
値動きが激しいETFですが、資金管理をしっかりすればかなりのリターンを得られると思います。
トライオートETFで金融株トリプル(FAS)が気になっている方はぜひ参考にして下さい^^
口座開設はこちらからできます★
最後に、同じく金融株トリプル(FAS)について記事を書かれている鈴木さん、イモラさん、りゆうさんをご紹介させていただきます^^
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私も非常に参考にしている投資家さんなので、ぜひTwitterやブログもご覧下さい★