
こんな疑問を解決します^^
こんにちは!^^
約1,000万円のお金をひなたぼっこさせているヒナタ(@HinataLabo)です。
この記事はメキシコペソ円でリピート系自動売買を行っている方で、最適な利益幅について教えて!という人に読んでもらいたい内容です^^

目次
メキシコペソ円の利益幅について(基本編)
まずメキシコペソ円の利益幅について全体像を確認しましょう。
メキシコペソ円は1ペソ4円~6円程度とクロス円の中では一番金額が小さな通貨です。
よって、米ドル円やユーロ円のように利益幅を1円(100pips)や2円(200pips)としてしまうと何ヶ月どころか何年も決済されない状態になってしまいます。
つまり、メキシコペソ円で利益幅を考えるときは1銭から10銭と考えるのがスタートラインになるでしょう。
1銭=0.01円=1pips
メキシコペソ円の利益幅について(実践編)
リピート系自動売買では「想定レンジ上限下限の間に何本トラップを仕掛けるか、そして利益幅をどう設定するか」これがすべてと言っても過言ではありません。
最近はレンジ幅、トラップの本数を入力すると自動的にロスカットレートや必要な資金を計算してくれる便利なツールもありますが、次の「注文幅」と「利益幅」の関係性は最低限の知識として覚えておくといいでしょう。
ここでは注文幅と利益幅を同じにして、その間隔が「狭い場合」と「広い場合」にどのような違いが出るかまとめました。
注文幅(=利益幅) | 狭い | 広い |
一回あたりの利益 | 少ない | 多い |
決済回数 | 多い | 少ない |
必要資金 | 多い | 少ない |
注文幅、利益幅が狭いとそれだけ多く約定するのでポジションが多くなり資金も沢山必要になります。決済回数は多いですが、毎回の利益は少なめです。
逆に注文幅、利益幅が広いと約定機会が少ないのでポジションをあまり取らず必要な資金は少なくて済みます。決済回数は少ないですが、一回あたりの利益は大きいです。

メキシコペソ自動売買の最適な利益幅は?
最適な利益幅を求めるため、実際の取引結果を分析しました。

★分析の前提条件
・分析期間:2020年9月~
・マネーパートナーズの連続予約注文「1銭、2銭、3銭、4銭、5銭、6銭」の注文幅、利益幅で取引したデータを元に算出
・トラップ数256本
1銭:100本
2銭:50本
3銭:34本
4銭:25本
5銭:20本
6銭:17本
・リピート戦略は買いのみ(損切りなし)
・1回あたりの注文数はすべて10,000通貨
・注文幅が広いと必要資金は少なくて済むので、注文幅による有利不利が出ないように、1銭を基準にして
2銭なら2倍の20,000通貨
3銭なら3倍の30,000通貨
4銭なら4倍の40,000通貨
5銭なら5倍の50,000通貨
6銭なら6倍の60,000通貨
で注文したと仮定しデータを補正
・思わず安く買えた、高く売れた「有利約定」のデータは除外(数百円なので影響なし)
ちなみに6銭までとしたのは利益幅を広げすぎると決済回数が少なくなるため、リピート系自動売買の実力を存分に発揮できないからです。

赤色はスワップポイントです
★2020年9月(相場:上昇から下落↘)
★2020年10月(相場:上昇↗からレンジ➡️)
★2020年11月(相場:大幅上昇↗↗)
★2020年12月(相場:上昇↗下落↘上昇↗)
★2020年9月~12月の合計
最新実績はTwitterに投稿しました↓
少し小さいですが約半年間のペソ円リピート幅(利幅)の結果です。
結果論としてペソ円はコロナの暴落以降は上昇相場。
たまにレンジにもなりますが6銭の利幅広めが強い。
今後上昇相場が終わりレンジになるのであれば分かりませんが参考情報として。
スワップ高ければそれも含めてカバーできるかな😊 pic.twitter.com/ZSvU0fdNAI— ヒナタ@負けず嫌い30代サラリーマン (@HinataLabo) April 2, 2021
一般的に上昇トレンドでは利益幅「広め」に、下降トレンドでは利益幅「狭め」に設定するのがよいと言われていますが、実際の取引データを分析すると一概にそうとは言えないことが分かりました。
上昇トレンド、下降トレンドといってもボラティリティの大きさでも最適な利益幅は変わってきます。


★2020年9月~12月の合計
スワップポイントは、利益幅が広いほど多く付与されると思っていましたが、実際は1銭の利益幅もスワップを稼いでいました(^o^)
これは1銭の方がポジション数が多く、約定→決済→約定→決済と高速で回転するため、のべポジション数が結果的に多くなったためと分析しています。
ただし、スワップポイントの利益は全体の利益に比べるとそれほど多くありません。
スワップ狙いの戦略よりリピート売買を高速回転させる戦略の方が稼いでくれます^^
スワップは高いのに越したことはありませんが、リピート系自動売買ではそれほど気にする必要はありません。
それよりスプレッドが狭いFX会社を選択するべきでしょう。
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【比較】メキシコペソ自動売買の手間とコスト(スプレッド)について
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以上を考察すると
・最適な利益幅は日によって違う
・上昇トレンドだから利益幅「広め」、下降トレンドだから利益幅「狭め」が最適とは一概に言えない
・スワップ狙いの戦略よりリピート売買で回転数を上げる戦略の方が稼げる
ということが言えます。

メキシコペソ自動売買における最適な利益幅は1銭から6銭までを幅広く仕掛けること!
最適な利益幅についての私の見解は「○銭」と最適利益幅を1つに絞ってしまうのはリスクが高い!
よって1銭から6銭まですべて仕掛けてしまえばいいというのが結論です。
つまり、「利益幅のリスク分散」を意識して1銭から6銭まで仕掛ける事をオススメします。
「利益幅のリスク分散」をしてトレードした最新実績はこちらから★
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【メキシコペソ円】自動売買は儲かる?実績と利回りをブログで公開!
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メキシコペソ自動売買における最適な利益幅のまとめ
今回はバックテストではなく実際の取引結果をもとにメキシコペソ自動売買における最適な利確幅についてまとめました。
最適な利益幅というのは相場によって変わるため、これだ!という利益幅は存在しません。
一つに絞るより1銭から6銭まで幅広く仕掛ける事をオススメします。
メキシコペソのリピート幅に悩んでいる人はぜひ参考にしてみて下さい^^