7月16日に発表されたTQQQ自動売買の制限についてインヴァスト証券さんに質問してみました。
今回はその内容をまとめます。
『米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントをめぐる巨額の損失問題により、世界的な金融機関のリスク管理の引締めが行われており、弊社においても証拠金の積増しの影響が発生しております。』とあるが、証拠金の積増し影響とは何のことか?
インヴァスト証券がカバー取引先に預け入れる証拠金が増えつつあるということ。普通に考えるとユーザーにその影響が来るところだが現時点でお客様の証拠金を引き上げようという判断はしなかったため、会社のリスク管理の1つとして取引量の多いTQQQの自動売買の制限という形で対応した。
それが解消されることはあるのか?
現時点では何とも言えない。これからTQQQの自動売買制限を行うのでどの程度影響があるか分からない。
金融庁が6月30日に「金融商品取引業等に関する内閣府令」及び「金融商品取引法第百六十一条の二に規定する取引及びその保証金に関する内閣府令」の一部を改正する内閣府令(案)の公表したが、今回の一件と関係あるのか?
関係ある。タイミング的にも重なったため今回このような対応を取らせていただいた。
証拠金率引上げや建玉制限等を検討した結果とあるが、今後このような措置と講じる可能性はあるか?今後さらに追加の制限とは上記のことか?他にはどのようなことがあるか?
現時点では決定していない。
証拠金率の引き上げとはどのようなことか?必要証拠金テーブル一覧の金額が上がるということか?=具体的にどの程度レバレッジを引き下げる検討はされているのか?
現時点では決定していない。
自動売買注文の稼働制限 7月31日(土)とあるが具体的な時間は?
7月30日の取引終了まで、つまり7月31日(土)4時55分までなら自動売買の発注が可能
全停止しているビルダーの扱いは稼働扱いになるか?ならないか?
稼働扱いになる。とにかく削除しなければこれまで通り利用出来る。8.1以降再稼働も可能。
ビルダーは稼働停止しているが、ポジションが残っている場合の取扱いはどうなるか? それが8.1以降全部決済された(した)場合の取扱いはどうなるか?
ビルダーを削除しなければこれまで通り利用できる。(ビルダーが「稼働停止」に移るだけで削除されない。再稼働可能)
1つのビルダーで100本自動売買を作成しており、50本だけ稼働している。この場合8.1以降未稼働の50本は削除されたりするか?
その50本を削除しなければこれまで通り利用できる。
7月31日(土)4時55分まではいくつビルダー作っても大丈夫か?
いくつ作成していただいても大丈夫です。
他のレバレッジ商品でも同様な措置の可能性とあるが、候補として上がっているのは何か?
現時点で決定しているものはない。
今後TQQQの件について多くの質問が来ていると思うがFAQにする予定はあるか?
質問がまとめられそうか踏まえて検討する。
IG証券さんがTQQQを含むETFをいくつか引き上げたが、今回の件と関係あるか?
関係ない。あくまでインヴァスト証券独自の判断。

ありがとうございます。ご要望として承ります。
答えにくい質問にも丁寧に 答えてくれましたm(_ _)m
インヴァスト証券さん、ありがとうございました。
